gn5r's blog

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プログラミングとかそこら辺の記事を書くつもり

Linux Mint19.1でSambaサーバ構築メモ

取り敢えず、はてなブログ初回投稿はQiita記事にしようか迷っていたSamba構築のメモ。
まぁSamba関連の記事とかQiitaに沢山あるので今更感ハンパないけど...

目次

サーバーマシン環境

  • PC:X202E(ノートパソコンをサーバーマシンにするのはご法度なのは重々承知。その内マシンを組みます。許して)
  • OS:Linux Mint 19.1 Tessa Chinnamon x64
  • ストレージ:X202Eに初期搭載のSeagate製HDD500GB

CPUが第3世代Core i3 UプロセッサだったりRAMが4GBしかない低スペックだけど、割と快適(Linuxは)

パッケージインストール

以下コマンドでsamba本体をインストール

sudo apt install -y samba

GUIで共有ディレクトリを設定したいならsystem-config-sambaも一緒にインストール

samba用ユーザー追加

sambaの設定でゲストokとかあるけど、まぁ一応ユーザー認証させた方がいいかなと
まずLinux側にユーザーを追加する必要があるので以下コマンド

sudo useradd x202e(ユーザー名)

続いてパスワード設定をするなら以下を実行します

sudo smbpasswd -a x202e(さっき作ったユーザー名)

2回入力してパスワードの設定は完了。続いてワークグループを追加する場合

sudo groupadd workgroup
(windows標準のを追加。ここはユーザー毎やワークグループ毎で共有ディレクトリのアクセスをどうこうしたいなら必須)

先ほど作成したユーザーをグループに追加するのを忘れずに

sudo usermod -aG workgroup x202e

-aオプションを外すと所属するセカンダリグループが置き換えられるとか何とかで、既にグループ設定されているユーザーであれば上書きされてしまうので注意。

ディレクトリの設定とか

僕の場合、共有ディレクトリは専用のパーティションを切ってます
パーティション構成はこんな感じ

パーティション構成
パーティション構成

このworkspaceとなっている部分を共有ディレクトリにします
/mnt/sda4自体を共有ディレクトリ化するのでパーミッションを変更します

sudo chown -R gn5r /mnt/sda4
sudo chmod -R 774 /mnt/sda4

所有者がrootだったので、同時に変更してます(多分非推奨なんだろうけどシラン)

グループも追加したいので以下を実行

chgrp -R workgroup /mnt/sda4

samba設定ファイルを弄る

samba設定ファイルは/etc/samba/smb.confにあります。
[global]設定は特に弄ってないはず。
ファイルの最後の行とかに以下を追記

[workspace]←共有ディレクトリ名
comment = ここに書いた説明とかがフォルダにマウスホバーすると出てくる
path = /mnt/sda4
writeable = yes
force group = workgroup
force create = 774
force directory mode = 774
valid users = @workgroup

自動起動の設定とか

設定が完了したら以下を実行してサービスに登録&起動

sudo systemctl enable smbd.service
sudo systemctl restart smbd.service

設定ファイルを弄ったら以下を実行してファイルを再読み込みして再起動させる

sudo /etc/init.d/smbd reload
sudo /etc/init.d/smbd restart

何故か旧式のやり方だけど大目に見てください...

systemctlでのやり方だと

sudo systemctl reload smbd.service
sudo systemctl restart smbd.service

初回投稿はこんな感じで終わりにしたいと思います。
誤字脱字とかどこか間違ってる部分などありましたらコメントしてくれると助かります

※一部設定ミスを修正